アクリル樹脂って何?【1分で分かる】

この記事ではアクリル樹脂の特徴と種類について書いていきます。

 

アクリル樹脂とは

アクリル酸エステルやメタクリ酸エステルが重合したもの。

 

アクリル樹脂のメリット

・耐候性がある

・耐薬品性に優れている

・加工性に優れている

・屈折率が高く、透明性が高い

・各種溶剤に可溶

 

アクリル樹脂のデメリット

・耐熱性が低く、燃えやすい

・体摩擦力が低い

 

アクリル樹脂の種類

・ポリメタクリル酸メチル(PMMA)

 メタクリル酸メチル CH₂=C(CH₃)COOCH₃ が共重合したもの。

 透明性が高く、耐候性にも優れるため、屋外で使用されることも多い

 

・ポリアクリル酸エステル

 アクリル酸エステルとメタクリル酸エステルやスチレンなどとの共重合体。

 エステル基との組み合わせにより、溶剤系でも水系でも使用可能。

 

・ポリアクリル酸ナトリウム

アクリル酸ナトリウムにアクリル酸エステルや酢酸ビニルを共重合したもの。吸水性が高い。

 

ポリアクリロニトリル

アクリロニトリルアクリル酸エステルやメタクリル酸エステルを共重合したもの。ガスバリア性に優れる。

 

・ポリアクリルアミド

 アクリロニトリル加水分解してつくられる。

 

アクリル樹脂の用途

・建材

・自動車

・光学部品

・電気・電子部品

・塗料

・接着剤